沖縄の道路は特徴的です。今回はこの道路状況という点で記事にしていきたいと思います。
ほとんどがアスファルト
沖縄の道路はほぼほぼアスファルトです。多分99%ぐらいアスファルト。農道ですらアスファルトになっているところが多いです。ダートは田舎の極一部の農道か、墓へ通じる私道でしょうか。北海道みたいに長いダートを走れるところは皆無です。だからオンロードタイヤでほぼほぼ問題ないのです。
大国林道等では、オンロードタイヤだとちょっと躊躇したくなるような道もあります。また葉っぱとかが落ちてたまっているところは滑りますので注意が必要です。
滑るアスファルト
ほぼほぼアスファルトの沖縄ですが、道路が白いことに気づくことだと思います。こちらは、琉球石灰岩が使われているからです。
また道路舗装用のアスファルトに混ぜる骨材として用いられている。また琉球石灰岩を用いた石畳や道路は、雨で水に濡れると非常に滑りやすくなる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E7%9F%B3%E7%81%B0%E5%B2%A9
Wikipediaにも書かれているように、雨に濡れるとすごく滑るんです。またこのアスファルト、結構凹凸があって、中に油が貯まるんです。油って軽いので、雨が降ると浮いてくるんですよね。もうそうなったらつるつるです。スニーカーとかだと、バイクを支えることが出来ないぐらい滑りますので、しっかりとしたライディングシューズをお勧めします。
お勧めのライディングシューズは以下に貼っておきます。こちらは防水性があるので、ちょっと暑めですが、スコールによる雨が突然降るので、通気性の良いモデルよりお勧めです。色によっては値段も結構手ごろですし、普段使いにしても気ならないぐらい自然に歩けます。
ところどころ赤い滑り止めがアスファルトの上に塗ってある箇所があります。坂道とかに多いのですが、大体がスリップ事故が起こった場所や、滑ったと通報があった場所ではないでしょうか。ちなみに自動車でも普通にスピンして激突したりします。軽自動車はタイヤが細いので、結構スピンしているのを見たことがあります。また軽トラでは、後輪がずっと滑ってドリフト状態になったりして、坂道だと動けなくなったことがありました。滑るのでABSを実感することも可能です。雨の日運転するなら、フロントブレーキはほとんど使わないようにして、リアブレーキメインで低速で移動することをお勧めします。
高速道路のアスファルト
沖縄には高速道路があります。正確には沖縄自動車道と呼ばれています。こちらのアスファルトは、白くありません。実は内地から、土を運んできて作られているのです。
高速道路では、沖縄県外から船で運ばれてきた石灰岩以外の骨材が使用されています。
https://trafficnews.jp/post/79647
制限速度は80km/hになりますが、それくらいのスピードになって雨が降ったら普通のアスファルトでしたらそりゃもう止まれませんから事故が起きまくりますよね。水はけもよく、水がたまることはありませんので、雨が降ってきたら急いで高速に乗るのもいいです。入口付近には、詰所があるので、そこで雨合羽を着ることも可能でした。ただ、高速道路だと雨粒が痛いですね。ゆっくり走ると言っても最低速度は60km/hです。雨の日は規制されている場合もありますので、速度表示に注意してください。車はお構いなしに隣を猛スピードで追い抜いて行ったりしますので、なるべく左側を走るようにすると良いと思います。
海の浜
浜は当然ですが砂になります。砂をオンロードタイヤで走ると、埋まっていって動かなくなります。大体のビーチは管理されているのでバイクで乗り入れることが難しいのですが、たまに入れる場所はあります。砂に入ったら最後、砂が巻き上げてチェーンについてしまったり、エンジン回りに入ったりして後悔することになるでしょう。海は海水なので、砂には塩が付いています。それがまたバイクにダメージを与えます。近寄らないことをお勧めします。間違って入ってしまったら、水洗いをしてすべて綺麗に洗い流してください。もちろん真水でですよ。海の水で洗ったらさらに悪化します。また川の水も、海から逆流してきた塩水だったりします。
洗車スペースはガソリンスタンドに併設されていたりします。チェーンだけでなく、スプロケットも掃除することをお勧めします。著者は以前突入してしまって、チェーンの掃除を泣きながら行いましたね。ドライブ側を掃除するにはカバーを外したりしないといけないので結構面倒でした。
ダート
ほぼほぼダートはありませんが、たまにあります。あっても大体が墓に続く道だったりします。
こんな脇道見つけたら、入っていってみたくなるじゃないですか。
この先は、墓でした。。。
なお、こういった場所にはハブがいることがいます。普段は近寄ってこないのですが、やつらのテリトリーに入ると飛びついて襲ってくる場合もあるそうです。木にいる場合もあるので注意してください。万が一かまれたら、救急車を呼びましょう。自分の居場所を教えるのなかなか難しいと思います。その場合は電柱の番号を伝えるのが一番簡単です。近くになかったら、スマホのGPS情報から住所を伝えてもいいと思います。
病院まで時間がかかる場合は、包帯やネクタイなど、帯状の幅の広い布で、指が1本通る程度にゆるく縛ります。血の流れを減らす程度にゆるく縛り、15分に1回はゆるめましょう。決して細いヒモなどで強く縛ってはいけません。恐怖心から強く縛ると血流が止まり、逆効果になることもあります。
https://www.city.naha.okinawa.jp/kurasitetuduki/animal/7.html
ということで、沖縄ではほとんどがアスファルト、しかも滑るアスファルトだということがわかっていただけましたでしょうか。
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